2006年09月10日

一日30分で分かる外貨<FX>投資


竹内淳  角川ONEテーマ21

今、流行のFX投資の入門書だ。

以前にも、「働かずに毎年1000万円稼げる私の「FX」超活用術(野村雅道・講談社α新書)」についてレポートしたことがあった。

本書は「外為ドットコム」の取締役が書いた「FX投資」の解説本だが、趣旨は前述した「働かずに...」と同様で、長期投資のスワップ狙いを勧めている。

通貨も高金利通貨であるニィージーランドドルを推奨しており、レバレッジも2倍から3倍を勧めている。

これらの本を読むと、外為投資で短期で高レバレッジをねらうのは「博打」以外の何者でもない気がする。

後はどの通貨を買うかだが、この本では分散投資という観点から、複数の通貨を持つことを勧めているが、感触としてはドル、ユーロ、ニュージーランドドルか豪州ドルといったところだろうか。

いずれにせよ、株式投資よりもボラティリティが高いのはレバレッジを利かせるためだろう。

ただ、大前研一氏も指摘しているように、最近の経済状況で、レバレッジを利かせることで、経済自体がマルチプル化しているのだから、どの程度、その得点が活かせるかというところかもしれない。

実際、中国株投資や日本株投資、BRIC投資などをしてみて感じるのだが、ボラティリティは日本株や米国株の方が大きい気がする。

ただ、儲けのチャンスが多いかと問われると、疑問に感じることも多い。

こうしたトレンドの中で、一番、重要なことはこうした為替取引を試してみることだと思っている。

邱永漢先生も主張している様に、若い時の株道楽が老後のノウハウの蓄えになるからだ。

そうでないと、老後の大切な虎の子で株式投資やFX投資をすることは非常なリスクになるからだ。

また、ニュースを見ていると、金利数パーセント稼げますという甘い誘惑で大切な虎の子が取られるケースも良くみかける。

こうして、ブログをしていても、多くのお金儲けの勧誘の誘いがかかってくる。

しかし、残念ながら、これらの勧誘でお金儲けを出来ることは、先ず皆無といって良い。

せっかく利用させてもらっているのに、申し訳ないが、このブログやメルマガの類でも、わずかばかりの涙金が礼金とされている。

しかし、これらのお金で潤える訳はないのだ。

むしろ、メルマガなりブログのメリットはそのインフラを活かして情報を発信したり、情報を受けることにメリットを置いた方が良い。

夢ゆめ、このインフラで儲けようなどと思ってはいけない。

考えてみれば、ブログやメルマガはインフラを立ち上げた人の利益に還元されるべきであって、利用者たる我々はそのインフラをうまく利用して、別のメリットを享受すべきものだと思う。

だから、為替も同様の原理が働いている気がする。

よっぽど、通貨に精通している人ならば、ともかく、とりあえず、レバレッジを2倍程度のして、じっくりとスワップポイントをねらうのが王道の様だ。

その上で、遊びとして短期の金利差をねらうのは、趣味としては競馬やパチンコと同様のメリットがあるのではないだろうか。

そう考えてみると、お金儲けには、どれほど多くの選択肢はない気がする。

私自身は非常にマイクロな環境ではあるが、不動産投資や外国株投資を試してみた。

しかしながら、中国株投資以外はそれほど、間口は広がっていない。

BRICS投資でそれほどの成果は上がっていないし、アジア株投資もインドネシアの電話会社でちょっと儲かった程度で、タイ株では痛い目を見ている。日本株もぱっとしない。

そうしてみると、あまり間口を広げるのではなく、絞り込んだ銘柄なり商品で手堅く儲けるのが王道かもしれない。

何れにせよ、副業という位置づけで実業と同様に稼げることが先ず一番の目標になる。
posted by 経財師 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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